Go Tokyo

インバウンド向けグローバルサイトで2020年の「東京」を再定義する
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事業名

平成29年度東京の観光公式サイト「GO TOKYO」英語版の新規構築及び運営管理業務委託

発注者

公益財団法人 東京観光財団

受託年度

平成29年度

外国人旅行者の多様なニーズに応えるウェブサイトへ

東京2020オリンピック・パラリンピックを3年後に控えた2017年、東京を訪れる外国人旅行者の多様なニーズに応えるウェブサイトを目指してスタートした、東京の公式観光ウェブサイト「Go Tokyo」英語ページの再構築事業。
再構築のポイントとなったのは、ネイティブによる英語表現の抜本的な見直しと、東京の公式観光サイトとして「東京都」の幅広い魅力を伝えていくための情報設計。
クライアント指定のデザイン事業者とともに、情報設計・コンテンツ戦略から、英語コピーの作成・編集、エリア&スポット撮影、カスタマイズCMSの開発までをファンキー・コープが手掛けました。

Showcasing Tokyo in its entirety

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情報設計へのこだわりで、東京のわかりやすく伝える

伝統と革新が共存する、国際観光都市・東京。しかし、東京は、外国人観光客が集まる人気エリアだけにとどまりません。東京都が、中心部である東京23区、自然豊かな多摩地域26市3町1村、太平洋の広大な海域に点在する伊豆・小笠原諸島の2町7村から構成されてることはあまり知られておらず、ユーザーのイメージを超えた、本当の東京の魅力をウェブサイトで伝えていく必要がありました。

弊社制作チームが最初に取り組んだのが、広大な東京のエリア分け。東京の地理や距離感を知らないユーザーを考慮しながら、Central、Northern、Eastern、Western、Southern、Izu & Ogasawara Islands、Outlying Areaの7つに分類。ターミナル駅や人気の観光スポットやエリアを分析した上で、さらに細分化された全47のエリアを設定。異なる特色を持つ東京全土のエリアを、使いやすいインタラクティブマップと、多彩なビジュアルとわかりやすい解説のエリアガイドページで紹介しています。

歴史や文化だけでなく、最新カルチャーから食まで、ユーザーの多様なニーズに応える幅の広いコンテンツを現行サイトから洗い出し、さらに新たな企画を加えて、サイト構成を組み立て、訪れたユーザーが迷わず目的の情報までたどり着くユーザビリティだけでなく、さらにユーザーエクスペリエンスを高めるワイヤーフレームを作成。東京の多彩な魅力をわかりやすく伝えることにこだわりました。


英語ネイティブによる編集体制と、制作の効率化

それまでは日本語コンテンツを翻訳するかたちで作られていた、読みにくく不自然な英語コンテンツを全刷新。独自のライティングスタイルガイドを策定し、「そこで何が楽しめるか」の視点で、東京の観光に詳しいネイティブライターが英語で記事を書き始め、外国人旅行者の視点で見どころを紹介する編集体制を構築。
さらに、すべてのコンテンツを英語ネイティブライター/エディターが手掛け、制作スタートからサイト公開まで約半年という短期間の中で、1,200ページにおよぶコンテンツプラニング、コピー作成、編集、そして校正・校閲の実施を可能にするため、独自のコンテンツ編集ツールを開発しました。

独自のコンテンツ編集ツールの導入で、サイトのデザイン資料や使用画像を参照しながらライターが原稿を書き進めることができるようになり、ウェブサイト公開前の編集作業を軽減。
また、ライター、エディター、校正・校閲者、そしてクライアントサイドの確認担当者が同じ理解のもと、同時に共同で作業が行えるよう、細かなワークフローを作成しました。

あらゆる分野における専門知識を集結して臨機応変にプロジェクトを遂行し、日本の首都・東京にふさわしい公式観光ウェブサイトを作り上げました。


複雑なコンテンツ制作プロセスを支える、独自のコンテンツ編集システムを開発
Go Tokyo
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国際観光都市・東京にふさわしい公式観光サイトを制作
ファンキー・コープは2002年の創業以来、人と人との繋がりを大切にしながら、常にクリエイティブなソリューションを提案してまいりました。既成概念にとらわれない戦略立案で、御社の想いをかたちにするお手伝いをさせていただきます。
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