Visit Kyushu

欧米豪市場をターゲットに九州ブランドの認知度向上に貢献

事業名

2019年度多言語Webサイトを活用した情報発信事業

発注者

一般社団法人九州観光推進機構

受託年度

令和元年度

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新しい九州の「顔」としてのグローバルサイト

「観光を九州の基幹産業へ」というテーマを掲げ、DMOとして広域デスティネーション・マーケティングを牽引する、九州観光推進機構。ブランディングの再定義やマーケティング戦略の見直しをきっかけにウェブサイトの刷新事業を行い、2020年3月に英語グローバルウェブサイト「Visit Kyushu」がオープンしました。

新グローバルウェブサイトの位置づけは、欧米豪市場を念頭に置きつつ、九州らしさを世界に広く発信する、九州全体の「顔」となるウェブサイト。観光統計データから、欧米豪市場の訪日外国人旅行者の滞在日数の長さと観光消費額の高さに着目し、観光地としての九州をまだ知らないユーザーに向けて、九州7県の特徴や魅力を伝えています。

Bringing Kyushu to new markets

コンテンツの厳選でブランドイメージを際立たせる

弊社制作チームが最初に行ったのは、膨大な既存ウェブサイトのコンテンツの精査。九州全域にわたる600以上の観光スポットの画像や文章の質、カテゴリ、旅行者視点での重要度を英語ネイティブエディターが調査していきました。さらに、SEO検索キーワードやアクセス解析でターゲットが興味を示したページや、人気の観光スポットの洗い出しを行いました。
この結果をもとに、掲載観光スポットを60に厳選。九州7県をカバーしながら、九州観光の強みと多様性を的確に表現できる選定バランスにこだわりました。

また、ウェブサイト上で中核をなすページは再編集を施しながら、戦略的にもっとも重要な旅程ページは新規で書き下ろしを実施。読み物スタイルの旅程ページ「Trip Ideas」を作成しました。訪日旅行を計画しているターゲット市場の個人旅行客が、九州を滞在先の候補として検討できるよう、5つの旅のテーマを設定し、土地勘のないユーザーでも移動距離を把握しやすいマップを配置。細かな日程を示すのではなく、九州を周遊する旅のインスピレーションとして、九州周遊と長期滞在を促進しています。

ウェブサイトの隅々まで「九州らしさに」こだわり

九州には、火山が創り出す自然の恵み、古くから日本の玄関口として新しい文化と融合してきた歴史、そして豊かな食文化、九州7県にまたがる様々な魅力があります。クライアントとのヒアリングを重ねるにつれ、その最大の魅力は九州の人々のおもてなしの心であると感じました。

弊社制作チーム全員が、ブランドコンセプト「訪れるたびに、笑顔になれる島」の深い理解に努め、デザイン、カラーコード、コンテンツ戦略からスポット選定にいたるまで、ブランドイメージを新グローバルサイトへと反映させています。

多様性な7県の魅力を統合した九州ブランドを醸成

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